2019/08/12(月) Stage Art Company

神戸 三宮 バレエ ダンス ダンサー㉛

【Stage Art Company バレエ ダンサー紹介㉛】

みなさん、こんばんは

神戸、三宮にあるダンススクールStage Art Companyです。

今日は75回目のバレエ記事となります。

今回も、世界的に有名なバレエ界の著名人についてご紹介します。

 

 

 

バレエダンサー①:レフ・イワノフ

レフ・イワノフはロシアのダンサー、振付け、芸術監督です。

まだ学生のときだった1850年に、

帝室劇場(現在のマリインスキー・バレエ団)でデビューし、52年に入団します。

82年には舞台監督になり、

85年からプティパのもとで第2のバレエ・マスター(芸術監督)となります。

振付を始めたのは遅く、85年、50歳を過ぎてから。

92年に病気のプティパの代わりに『くるみ割り人形』を振り付けました。

94年にチャイコフスキーの追悼記念公演で

『白鳥の湖』の第2幕を振り付けたところ、大成功を収め、

95年にプティパが全幕を手掛けた際に、イワノフが2幕と4幕を振り付けました。

1901年にこの世を去りました。

 

「プティパの弟子」というイメージが強いイワノフですが、

『くるみ割り人形』では雪の精の踊り(情景と雪片のワルツ)を、

『白鳥の湖』では2幕と4幕のすべてと、

作品の見どころとなったパートを手掛けました。

コール・ド・バレエによるフォーメーションの動きと音楽がぴたりと合い、

雪も白鳥も息をのむ美しさです。

ただ、イワノフ自身があまり記録を残さなかったため、

「弟子」というよりも「共同振付」と呼んだ方がよいほどの才能にも関わらず、

現在でも彼の生涯についてはあまり分かっていないそうです。

⭐️マリウス・プティパの記事へ

 

 

バレエダンサー②:ローラン・プティ

ローラン・プティはフランスのダンサー、振付家、芸術監督で、

20世紀を代表する振付家のふとりです。

1940年にパリ・オペラ座バレエ団に入団。

しかし4年後、20歳にして退団して独立し、45年にはシャンゼリゼ・バレエ団を設立。

さらに48年にはパリ・バレエ団を立ち上げました。

いずれも自身による振付作品を、主要ダンサーとして踊りました。

46年には『若者と死』、

49年にはミューズである妻のジジ・ジャンメール主演の『カルメン』などを振り付けました。

65年には、パリ・オペラ座バレエ団のために『ノートルダム・ド・パリ』を振り付けています。

しばらくはフリーランス的に活躍し、映画やレビューの死後ともしていましたが、

72年にマルセイユ・バレエ団

(のちに国立マルセイユ・ローラン・プティ・バレエ団に改称)の芸術監督に就任。

74年に『アルルの女』、75年に『コッペリア』、79年に『こうもり』など、

多くの名作を振り付けました。

マルセイユ支庁の文化担当との対立により、98年に辞職し、ジュネーヴに転居。

2011年に87歳でこの世を去りました。

 

妻であり、ミューズでもあったジジ・ジャンメールとのおしどり夫婦ぶりは有名でした。

彼女に出会ったのは、なんと9歳のとき。

ふたりは、パリ・オペラ座バレエ学校の生徒同士だったのです。

見事な脚線美で知られたジジに合わせ、

プティ作品の衣装は丈が短くてセクシーなものが多数あります。

『カルメン』や『こうもり』の衣装は、

たぐいまれなる美脚の持ち主だからこそ、着こなせるものです。

 

 

バレエ界の著名人①:ローズ・レペット

ローズ・レペットは、1947年から続く、

フランスのシューズおよびダンスウェアメーカー「レペット」を開業した人物です。

ローラン・プティの母親であった彼女は、プティの助言によって、

パリ・オペラ座のそばの小さなアトリエで、

ダンス用シューズのデザインを始めました。

56年には女優のブリジット・バルドーからの依頼で

タウンシューズ(街中用の靴)として「バレリーナ・シューズ」を作り、

それは彼女の主演映画『素敵な悪女』に登場して大人気に。

現在ではバッグや町用の既製服(レディ・トゥ・ウェア)なども手掛け、

パリ・オペラ座のエトワール、ドロテ・ジルベールが広告写真に登場しています。

トゥ・シューズの種類は「ラ・バヤデール」「ルスカ」「キャルロッタ」など。

2005年から、フランスの工科大学と組んで、

音と痛みを軽減した新しいトゥ・シューズの開発を行っているそうです。

 

 

バレエ界の著名人②:土屋 誠

土屋 誠は、バレエを習う人にとって、

おなじみのシューズ・ダンスウェアのメーカーである「チャコット」の創業者です。

1950年、「青志社」という名前で、

トゥ・シューズ、バレエ・シューズの製造・販売を開始したことが始まり。

61年には、「スワンシューズ株式会社」を設立。

レオタードやタイツなどの製造・販売もスタートし、

74年に社名を「チャコット株式会社」に改名しました。

 

現在も渋谷区神南にあるチャコット渋谷本店ができたのは、78年のこと。

当時から現在と同じくクラシカルな洋館で、人目を惹いたようです。

 

 

 

柔軟性、しなやかさを身につけるためにも、

Stage Art Companyは会員様にバレエレッスンを推薦しております。

Stage Art Companyではプロのバレエ講師が多数在籍していますので、

是非、バレエレッスンを受けてみてください。

 

 

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