2019/07/11(木) Stage Art Company
神戸 三宮 歌唱 ボイトレ 発声④
【Stage Art Company 歌唱 発声④】
みなさん、こんばんは。
神戸、三宮にある舞台スクールStage Art Companyです。
第4回目の歌唱の記事となる本日も、発声についてご紹介します。
~呼吸のしくみについて~
呼吸法は、発声する際に多くの人が気になるポイントのひとつです。
呼吸法については指導者によって意見が異なる部分ではありますが、
ここでは普遍的な呼吸のしくみからご紹介し、一般的な呼吸法について解説していきます。
本日は、呼吸のしくみについてです。
私たちは普段、息を吸うと腹部と胸が膨らみ、息を吐くと腹部と胸が収縮して緩みます。
息を吸うことを「吸気」とよび、また息を吐くことを「呼気」とよびます。
ここでそれぞれの動きを詳細に確認してみましょう。
・吸気(息を吸う)
吸気の時は、呼吸するときに働く「横隔膜」という膜状の筋肉が下降します。
横隔膜が下がると、下にある臓器が押し出され、胸部が膨らみます。
下側の胸腔(胸を囲む骨の内部)は広くなり、
同時に肋骨の筋肉があばら骨を上に引っ張り上げながら、胸腔の側面を広げます。
このとき、圧力が低くなった肺の真空状態を補うために、空気が肺に流れ込んできます。
・呼気(息を吐く)
呼吸の際に体内に入った空気(酸素)は、
肺から血液を通じ体の隅々にエネルギーとして行き渡ったあと、
二酸化炭素に変化して再び肺に戻ってきます。
吸気の時点で膨らんでいた横隔膜と肋骨筋肉は、弾力回復作用により再び緩んでいきます。
下がっていた横隔膜はもとの位置に上がり、
同時に肋骨が下がってきて胸腔が収縮します。
すると、胸腔の圧力があがって肺が縮み、空気(二酸化炭素)が体の外へ出ていきます。
以上が、私たちがふだん呼吸する際に体の中で起きていることです。
呼吸のメカニズムを知らなくても歌を歌うことはできますが、
歌唱のトレーニングにおいて、指導内容を正確に理解するためには重要な基礎知識となります。
次回の歌唱の記事でも、呼吸法についての理解を深めていこうと思います。
舞台、そして日常生活でも、ご自身の声をコントロールできるメリットは計り知れません。
Stage Art Companyは会員様に歌唱レッスンのご受講を推薦しております。
Stage Art Companyには経験豊かで知識豊富なプロ講師が在籍していますので、
是非、私たちの歌唱レッスンを受けてみてください。
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