三宮ダンススタジオのGirls HipHopレッスン

2023/06/25（日） Stage Art Company

【Stage Art Company ダンススタジオ Girls HipHop 】

神戸、大阪にあるダンススタジオStage Art Companyでございます。

毎週土曜日のGirls HipHopレッスンでした。

大人気なGirls HipHopダンスです。

本日はその歴史についてご紹介いたします。

グルーブスタイル、エモーショナル、エボリューションなど、様々な要素を取り入れながら進化を遂げた、女性のヒップホップダンスの歴史をご紹介いたします。

女性のヒップホップダンスの歴史は、1970年代のブロンクスで始まりました。この時期、ストリートカルチャーが盛り上がり、ブロックパーティーやバトルが頻繁に開催されていました。初期の女性ダンサーたちは、男性ダンサーと同じく、ブレイクダンスやポッピング、ロッキングなどのスタイルを習得しました。この時代の女性ダンサーの一人として、ロックスタディ・クルーのアニエス・ディベールが挙げられます。

1980年代に入ると、ヒップホップ文化はますます広がりを見せました。ビデオクリップや映画に登場するダンサーたちが、女性のヒップホップダンスを一般に広める役割を果たしました。特に、マドンナの「ビーティフル・ストレンジャー」やジャネット・ジャクソンの「リズムネイション」などのミュージックビデオでは、女性ダンサーが力強く踊る姿が注目されました。

1990年代に入ると、女性ダンサーたちが独自のスタイルを確立し始めました。グルーブスタイルと呼ばれる女性ダンサーたちの独自のスタイルは、エンパワーメントやセクシュアリティを表現するものでした。グルーブスタイルの代表的なダンサーとしては、ロサンゼルスのボグリンダーズやブロンクスのチョー・レイトが挙げられます。彼女たちは、女性の自己表現やアイデンティティの重要性を強調し、女性ダンサーの存在感を高めました。

2000年代に入ると、女性のヒップホップダンスはさらに多様化しました。エモーショナルと呼ばれるスタイルが注目を集め、女性ダンサーたちは感情表現を通じてストーリーテリングを行いました。また、ミュージックビデオやコンサートなどのパフォーマンスにおいて、女性ダンサーたちはアーティストとしても独立して活躍し始めました。

現代の女性のヒップホップダンスは、さまざまな要素を取り入れながら進化を遂げています。ストリートスタイルの要素を取り入れたり、他のダンススタイルとの融合を試みたりするなど、ダンサーたちは自由な表現を追求しています。また、ソーシャルメディアの台頭により、女性ダンサーたちは自身の才能を世界中に発信する機会を手に入れました。

女性のヒップホップダンスは、その歴史を通じて進化し続け、より多様な表現の場を広げてきました。そのパワフルでエネルギッシュなスタイルは、数々のダンサーやアーティストに影響を与え、今後も続くでしょう。女性ダンサーたちの努力と情熱によって、女性のヒップホップダンスは不可欠な存在となり、文化の一部として認識されています。