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twitter2022/03/18（金） Stage Art Company
神戸 ボイトレ教室 ダンス ミニレクチャー②
【神戸ダンススクール Stage Art Company ボイストレーニング ミニレクチャー 〜良い姿勢と呼吸〜】
神戸、三宮にあるボイトレ教室Stage Art Companyでございます。
ボイストレーニング ミニレクチャー ②
〜良い姿勢と呼吸〜
担当講師：塚野先生
レクチャー内容：
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首を正しい位置に保つにあたって、骨盤の位置はとても重要ですが、
もうひとつポイントがあります。
それは首の感覚の「勘違い」です。
体全体のなかでも、首の前側は傷つくと生命にかかわるため、非常に敏感になっています。
そのため、感覚として前側のほうが大きいような気がするのです。
しかし実際に太く筋肉がついているのは、首の後ろ側です。
筋肉が厚いほうで支えたほうが効率的なので、
首の前側ではなく後ろ側で頭を支えるように意識しましょう。
試しに、首の後ろ側を手のひらで軽く掴むようにして頭を支えると
喉が楽になるのを実感できると思います。
上記の動作を試すとき、勘の良い人はお気づきかもしれませんが、
じつは頭の位置によって腹筋の使い方が変わります。
腹筋も非常に誤解の多い部分です。
胴の断面を上から見たような図ですが、
上が体の前側、つまり腹筋のある側で、下が背骨側です。
腹筋は鍛えるべきボディパーツの代表格のように思われていますが、
ご覧になると分かる通り、じつは非常に薄い筋肉です。
ということは、首のケースと同様で、
体幹も前側（前側）ではなく後ろ側で支えた方が良いということです。
わきの筋肉と背筋で支えるほうが、腹部を有効に使えます。
したがって、体を「後ろ側」で支えるために、
骨盤をしっかりと立てておくことが重要なのです。
次回のレクチャーにも繋がるお話ですが、
じつは腹式呼吸はNGです。
今日からやっていただきたいこととして、
・まず骨盤を立てる
・背の高さを変えないで息を一度吐ききる
・吐ききったら息が自然に入ってくる
まずこの一連の流れを練習してみましょう。
（ちなみに、息を吸うときは鼻からです）
医学的な事実として、息は「吸うもの」ではなくて「入ってくる」ものです。
この感覚をマスターしましょう。
まとめると、
・気道（首の前側）は細いので、首の後ろで頭を支えてあげることで、
気道を楽に使えるようにする。
・骨盤を立てて、胴体の後ろ側で体幹を支えることで、
胴体の前側を楽にして声を出しやすくする。
今回はここまでです。
また次回のレクチャーをお楽しみに！
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【講師紹介】
塚野 真理
（ツカノ マリ）
【経歴】
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武蔵野音楽大学声楽科 卒業
ダンス歴２０年のヴォイス&ピラティストレーナー
劇団青年座研究所、NHKプロモーション、大手テーマパークダンサー等を経て、教授の道へ
解剖学を基にした的確に筋肉をコントロールする発声指導に定評があり、
発声障害のリハビリから、歌手のメジャーデビュー前レッスンまで、豊富な指導経験がある
歌手やダンサー、国体選手等のリハビリトレーニング、歌唱講師のティーチャーズレッスンも行う
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