2019/05/16(木) Stage Art Company

神戸 三宮 バレエ おすすめ 基礎⑪

【SAC】

みなさん、こんばんは

神戸、三宮にあるダンススクールStage Art Companyです。

41回目のバレエ記事となる今回は、

バレエを踊る際に欠かせない「引き上げ」と腹筋の働きについてご紹介します。

 

 

 

 

~引き上げとは~

 

軽やかで優雅な印象のバレエですが、

実際に踊ってみれば、いかにハードな動きをしているかが分かります。

あれだけ激しい動きをしているにも関わらず、

バレエダンサーが軽やかで伸びやかに踊れる理由のひとつが「引き上げ」です。

 

バレエを踊るときは、全身を引き上げて踊ります。

回転するときも、跳躍するときも、必ず全身を引き上げているため、

下半身に負荷がかからず、軽快に次の動きに移ることができます。

 

文字で理解するのは容易ですが、引き上げにはコツが必要です。

ダンサーたちは常に耳・肩・腰・ひざ・足首のラインを一直線に整え、

それを腹筋の力で支えながら踊っています。

支えると言っても、単純に力を込めるのではなく、

腹筋を使って骨盤を引き上げ、常に上方向に伸び続けています。

 

感覚としては、頭のてっぺんから伸びる糸をつかまれて、

上半身が強制的に上へ引っ張られつつ、

下半身は地面に留まろうと抵抗し、自然とお腹に力が入るような状態です。

 

ただし、力を込められるだけの腹筋がなければ、

そもそも「引き上げ」は成立しないのです。

 

 

~腹筋の役割~

 

バレエを踊る際、腹筋は内転筋と同じくらい重要な筋肉です。

 

腹筋が弱いとまっすぐに体を引き上げることができず、

その姿勢をキープすることも困難です。

すると踊るときに軸が崩れ、どんなテクニックもこなすことができません。

 

腹筋は背筋に比べて薄い筋肉なので鍛えにくく、

弱まるとお腹が落ちて猫背になったり、逆に背中が反り返ったりしてしまいます。

また腹筋のあるエリアには臓器を囲んでいる骨がないので、

腹筋の支えがないと肋骨が突き出したり、骨盤がゆがんだりして、

バレエを踊りにくくなります。

 

バレエに必要なのは「コア」「体幹」の筋肉なので、

むやみに筋トレをするより、

普段から正しい姿勢で過ごす癖をつければ自然と鍛えられます。

 

バレエを上手に踊るには、スタジオの外での行動が生きてくるのです。

 

 

 

柔軟性、しなやかさを身につけるためにも、

Stage Art Companyは会員様にバレエレッスンを推薦しております。

Stage Art Companyではプロのバレエ講師が多数在籍していますので、

是非、バレエレッスンを受けてみてください。

 

 

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