2019/07/24(水) Stage Art Company
神戸 三宮 ボイトレ 歌唱 発声⑨
【Stage Art Company 歌唱 発声⑨】
みなさん、こんにちは。
神戸、三宮にある舞台スクールStage Art Companyです。
第9回目の歌唱の記事となる本日も、発声についてご紹介します。
~歌うときの呼吸のポイント②~
本日も引き続き、歌唱時の呼吸において気を付けるべきポイントをご紹介します。
【100%の呼吸はしない】
普段話すときに呼吸を意識する人はあまり多くないでしょう。
その話が長かろうと短かろうと、とくに呼吸の心配をすることはありません。
しかし歌うとなると、多くの人が突然緊張してしまい、
話すときよりもっと多くの呼吸が必要になると考えてしまいます。
歌うときは話すときよりも音の高低をつけるというだけで、声を出す原理は同じです。
私たちが話すときに呼吸する姿を想像してみましょう。
普通に話すときは、吸い込んだ息を使い切ることはありません。
もし会話しながら息を全部使い切ったとしたら、
まるで走っているように息を切らしながら話すことになるでしょう。
息を使い切ったあとで再び息を吸い込むと、
声帯は空気を蓄えようとして閉じてしまいます。
すると圧力が高まり、口を開けた瞬間に多くの息が素早く出て行ってしまいます。
また思いっきり走ったり泳いだりしながら
安定した呼吸ができないことからも分かるように、
酸素量が不足すると、早く酸素を吸い込めるよう、
喉を大きく開ける筋肉が喉頭の位置を上げ下げするので、
喉頭・喉周辺に不必要な緊張を与えてしまうのです。
理想は、最大容量の80%の息を吸い込み、
そのうち80%を吐き出したあと、再び息を吸い込む方法です。
このような呼吸をすれば、会話や歌唱が安定します。
はじめは呼吸に少し余裕をもたせて練習しましょう。
歌唱の練習を続けるにつれて呼吸調節能力が発達すれば、
意識しなくても歌の流れにあわせて自然に呼吸量を調節できるようになります。
舞台、そして日常生活でも、ご自身の声をコントロールできるメリットは計り知れません。
Stage Art Companyは会員様に歌唱レッスンのご受講を推薦しております。
Stage Art Companyには経験豊かで知識豊富なプロ講師が在籍していますので、
是非、私たちの歌唱レッスンを受けてみてください。
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