2019/07/19(金) Stage Art Company
神戸 三宮 ボイトレ 歌唱 発声⑦
【Stage Art Company 歌唱 発声⑦】
みなさん、こんにちは。
神戸、三宮にある舞台スクールStage Art Companyです。
第7回目の歌唱の記事となる本日も、発声についてご紹介します。
~歌うときの呼吸量について~
本日は、歌うときの呼吸の量についてご紹介します。
プロの歌手が歌うとき、一度に吸う空気の量はどのぐらいあると思いますか?
歌う技術において、「呼吸量が多いほど良いのでは」と思われるかもしれませんが、
本当に息をたくさん吸い込むほど、うまく歌えるのでしょうか?
呼吸量が多いことによるメリットは、
横隔膜が最大限に下降することによって、喉頭も同じように下がり、
歌唱時に喉頭が上がらず安定することです。
しかし喉頭の位置は、呼吸量だけでなく、
声帯と喉頭筋肉の調整能力、鼻呼吸・口呼吸などの要因も影響するため、
一概に呼吸量の多さが喉頭の安定に繋がるとは言えません。
私たちがどの程度の息を吸い込むにしろ、
最終的には呼気の際に声帯がバルブのような役割をし、調整を受けます。
つまり、吸い込む息の量より、吐き出す息の調節力が重要なのです。
息を吸い込み過ぎたり、呼吸筋肉を調節したりすると、
声帯は空気を溜め込もうとして不必要に緊張してしまいます。
また吸い過ぎた空気は声帯の下で圧力が高まり、
呼気の際に空気が一気に出てしまうため、調節が非常に難しくなります。
会話をするとき、私たちは無意識に呼吸量を調節していています。
ほとんどの人が、訓練の余地はありますが、吐き出す息を調節する力を持っているのです。
実際のところ、プロの歌手やオペラ歌手であっても、
普通の会話のときと歌うときの呼吸量には大きな違いがないと言われています。
しかし訓練された彼らは、呼吸に関連した器官と筋肉をうまく調節する能力を得たのです。
歌う技術の向上には、
たくさんの量の呼吸が必要なのではなく、深い呼吸と呼吸調節能力が重要なのです。
舞台、そして日常生活でも、ご自身の声をコントロールできるメリットは計り知れません。
Stage Art Companyは会員様に歌唱レッスンのご受講を推薦しております。
Stage Art Companyには経験豊かで知識豊富なプロ講師が在籍していますので、
是非、私たちの歌唱レッスンを受けてみてください。
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