2019/08/03(土) Stage Art Company
神戸 三宮 ボイトレ 歌唱 共鳴④
【Stage Art Company 歌唱 共鳴④】
みなさん、こんにちは。
神戸、三宮にある舞台スクールStage Art Companyです。
第13回目の歌唱の記事となる本日も、引き続き共鳴に関する基礎知識ご紹介します。
~共鳴腔の拡張について~
人の共鳴腔は訓練によってある程度大きさや形の調節が可能で、
望む音色を作ることができます。
そのため、共鳴腔を調節する訓練は、
ボーカリストにとって必須事項であると言えるでしょう。
同じ条件で、広さだけが異なるのであれば、
より空間が大きいほど共鳴は極大化されます。
やや小さい空き部屋で声を出すよりも、
大きな聖堂やホールのような場所で声を出す方がより響くように、
楽器もボディの大きさにより共鳴や響きの大きさが違ってきます。
そこで、共鳴腔を拡張する方法について考えてみましょう。
舌を「口の天井」に当てると固い感触があるでしょう。
その場所を「硬口蓋」と言います。
硬口蓋の奥には軟口蓋と呼ばれる柔らかい空間があります。
この軟口蓋のさらに奥には、アルファベットの「F」の形の口腔と鼻腔が開かれていて、
そこから喉頭に下がっていきます。
ここで大きな共鳴腔を作り出すことができるのです。
共鳴の段階をこのように細分化しましたが、
実際には、この過程をすべて意識しながら歌うのは簡単なことではありません。
この流れを意識するための一番良い方法は、
「あくび」をするように歌うことです。
あくびをすると喉頭は下がり、私たちの体の中の共鳴腔は自然に開かれます。
伝統的な声楽では、共鳴腔を拡大化することを「喉を開く(Open Throat)」と表現しますが、
これは共鳴腔の拡張を説明するときにとても適切な表現です。
あくびをするときの感覚を想像してみましょう。
軟口蓋が上がり、喉頭が下がると、
口と喉が広がる感じがするでしょう。
ただし、空間を広げるために口を開けて共鳴腔を拡大したとしても、
いつも自然でなければいけません。
口を大きく開けすぎたり喉頭を下げ過ぎたりすると、
むしろ声は暗く不自然になってしまいます。
歌うときは、無条件に口を大きく開けなければいけないというのは誤解です。
発音と音色が変わらないよう、適切で自然に開けることが、
表現や伝達力にもっとも効果的なのです。
舞台、そして日常生活でも、ご自身の声をコントロールできるメリットは計り知れません。
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